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岡山県感染症情報メールマガジン(2018年10月12日発行)

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岡山県感染症情報メールマガジン(2018年10月12日発行)

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    岡山県感染症情報メールマガジン ( 2018年10月12日 )
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■標題
 感染症発生動向調査 週報 の更新について
■概要
 感染症発生動向調査 2018年 第40週 週報 をホームページに掲載しましたのでお知らせします。

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  岡山県感染症週報 第40週 
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◆2018年 第40週( 10 / 1 〜 10 / 7 )の感染症発生動向(届出数)
■全数把握感染症の発生状況
第38週 5類感染症 結核 1名(90代 女)
梅毒 1名(高校生 男)
第39週 2類感染症  結核 2名(50代 女 1名、90代 男 1名)
4類感染症  レジオネラ症 1名(50代 男)
5類感染症 急性弛緩性麻痺 1名(幼児 男)
後天性免疫不全症候群 1名(60代 男)
第40週 2類感染症  結核 3名(70代 男 2名、80代 女 1名)
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 2名(O157:中学生 男 1名、40代 男 1名)
4類感染症 重症熱性血小板減少症候群 1名(20代 男)
レジオネラ症 2名(60代 男 1名、70代 男 1名)
5類感染症 ジアルジア症 1名(20代 男)
百日咳 2名(小学生 男 2名)
風しん 1名(50代 女)
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1.風しんは、第40週に1名の報告があり、2018年第40週までの累計報告数は10名となりました。
風しんは、妊婦がり患すると、出生児に先天性風しん症候群を発症することがあり、注意が必要です。
また、成人で発症した場合、小児より重症化することがあります。
全国の発生状況など詳しくは、今週の注目感染症をご覧ください。
2. 腸管出血性大腸菌感染症は、2018年第40週までの累計報告数は56名です。
今後も発生がつづく可能性があることから、岡山県は「腸管出血性大腸菌感染症注意報」を県下全域に発令し、
注意喚起を図っています。
詳しくは、岡山県感染症情報センターホームページ『腸管出血性大腸菌感染症注意報 発令中!』をご覧ください。
3. 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、第40週に1名の報告がありました。
本患者は体調不良の動物に濃厚接触していたことが確認されています。
SFTSの詳細については、今週の注目感染症(2)をご覧ください。
4. 梅毒は、第40週までで132名の報告がありました。
梅毒患者の報告数が急増した昨年の同時期(134名)と同程度の多くの患者が報告されています。
中でも、若年層の患者の報告が多く、特に10代および20代の女性患者の増加に注意が必要な状況です。
梅毒の詳細は、コラムをご覧ください。
5. 百日咳は、第40週までで136名の報告がありました。
年代別では、小学生(57名)、6歳以下の乳幼児(28名)、中学生(17名)が多くなっています。
地域別では、備中地域(43名)、岡山市(41名)、倉敷市(35名)の順に報告数が多くなっています。
予防法は、予防接種とともに、感染者との接触を避けること、流行時のうがいや手洗い、手指の消毒などです。
また、感染時は、軽症でも菌の排出があるため『咳エチケット』を心がけ、感染拡大防止に努めましょう。

<今週の注目感染症(1)>
☆風しん
●風しんとは
風しんは、発熱、発しん、リンパ節腫脹を特徴とするウイルスによる急性の発しん性感染症です。
感染経路は飛沫感染で、ヒトからヒトに伝播します。
特に妊婦がり患すると、出生児に先天性風しん症候群を発症することがあり、社会的に注目される疾患です。
 ●症状
感染から14〜21日後に発熱、発しん、リンパ節腫脹が出現します(発熱は風しん患者の約半数)。
症状は不顕性感染(15〜30%程度)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、
高熱や発しんが長く続いたり関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。
●発生状況
風しん患者報告数は、首都圏を中心に急増していましたが、現在では全国に感染が拡大しつつあります
(第39週まで:952名、第40週(速報値):1,103名。直近3年間では年間93〜163名)。
中国地方では、第40週まで(速報値)で広島県:16名、岡山県:10名、山口県:4名などが報告されています。
また、この度報告数が増加した風しん患者は、男性が女性の5倍程度と多くを占めており、
中でも特に抗体価が低いとされる、30代〜40代の男性が中心となっています(男性患者全体の約6割)。
●先天性風しん症候群とは
妊娠初期に風しんにり患すると、風しんウイルスが胎児に感染し、出生児に先天性風しん症候群と
総称される障がいを引き起こすことがあります。
先天性心疾患、難聴、白内障が3大症状ですが、それ以外にも、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、
発育遅延、知的障がい、小眼球など多岐にわたる症状を呈することがあります。
●風しんはワクチンで予防できます!
予防接種が唯一の有効な予防手段です。
予防接種、抗体検査についてはコラムをご覧ください。⇒コラム「風しんの予防について」

<今週の注目感染症(2)>
☆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
●SFTSとは
SFTSは、2011年に中国で初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス:ブニヤウイルス科フレボウイルス属)
によって引き起こされる感染症です。
病原体を保有するマダニ(フタトゲチマダニ等)に咬まれることで感染します。
マダニからの感染が一般的とされていますが、今週の報告のとおり、SFTSを発症した動物からも感染するおそれがあります。
●症状
感染から6日〜2週間後に発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状などが現れ、血小板や白血球が減少し、
重症の場合は、肝腎障害や多臓器不全を来して死に至ることもあります。現時点で有効なワクチン、治療法はありません。
●発生状況
全国では、2013年から2018年9月26日までに381名の患者が報告されています。
岡山県では2013年〜2017年に5名の報告がありました。
また、2018年は第40週までで2名の報告があり、合計7名となりました。
●予防方法
マダニに咬まれないようにするとともに、体調不良の動物(ネコ、イヌなど)との接触は避け、
動物に触った後は必ず手洗いをするなど感染予防に努めましょう。
ダニに対する予防についてはコラムをご覧ください。
⇒コラム「ダニが媒介する感染症に注意しましょう!」

◆◆ その他のコラム ◆◆
依然として増えている・・・梅毒(性感染症)に気をつけましょう!

◆お知らせ◆
〇風しんの無料抗体検査が受けられます(岡山県ホームページ)
http://www.pref.okayama.jp/page/380502.html
〇風しんの無料抗体検査(岡山市ホームページ)
http://www.city.okayama.jp/hofuku/hoken/hoken_00290.html
〇風しん抗体検査について(倉敷市ホームページ)
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/20725.htm
〇風疹急増に関する緊急情報(2018年)(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html
〇風疹とは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html
〇風しんについて(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
○重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
○日本紅斑熱とは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/448-jsf-intro.html
○マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
○日本の梅毒症例の動向について(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-idwrs/7816-syphilis-data-20180105.html
○ストップ!梅毒(日本性感染症学会)
http://jssti.umin.jp/prevention/index_syphilis.html

■「週報」 掲載ページ
http://www.pref.okayama.jp/page/99228.html      
■予防接種情報(岡山県感染症情報センター)
http://www.pref.okayama.jp/page/356399.html
岡山県健康推進課ホームページ
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/36/
岡山県感染症情報センターホームページ
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/309/


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発行:岡山県感染症情報センター(岡山県環境保健センター)
  
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送信日時 2018年10月12日 15時00分
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