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岡山県感染症情報メールマガジン(2018年 6月8日発行)

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岡山県感染症情報メールマガジン(2018年 6月8日発行)

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    岡山県感染症情報メールマガジン ( 2018年6月8日 )
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■標題
 感染症発生動向調査 週報の更新について
■概要
 感染症発生動向調査 2018年 第22週 週報を、ホームページに掲載しましたのでお知らせします。

【公開講座のお知らせ】
蚊やダニによる感染症に関する公開講座が開催されます。

『蚊やダニによる感染症を防ぐには − 私たちにできること −』
○日時 平成30年6月30日(土) 13:30〜15:30 (13:00〜開場)
○場所 岡山県立図書館 2階 多目的ホール   (岡山市北区丸の内2-6-30)
○内容 
講演(1) 蚊による感染症と予防法について    
国立感染症研究所 昆虫医科学部長 沢辺 京子 先生
講演(2) ダニによる感染症と予防法について   
岡山県環境保健センター 所長 岸本 壽男

○定員 100名(事前申込みで先着順。定員になり次第締め切りますが、席に余裕がある場合は当日参加も可能です。)
○申込方法 申し込み先は、岡山県立図書館です。チラシ裏面の申込書に記入の上、FAX又はメールにてお申し込みください。
また、図書館への来館時や、電話、ホームページでも受け付けています(6月29日(金)まで)。
・公開講座チラシ 
/uploaded/life/560597_4510469_misc.pdf
入場は無料です。詳しくは、岡山県環境保健センターホームページ、及び岡山県立図書館のホームページをご覧ください。
・岡山県環境保健センターホームページ 
http://www.pref.okayama.jp/page/359436.html
・岡山県立図書館ホームページ「第1回 岡山県環境保健センター・岡山県立図書館連携講座
「蚊やダニによる感染症を防ぐには −私たちにできること−」
http://www.libnet.pref.okayama.jp/event/2018/kankyo/0630.html

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  岡山県感染症週報 第22週 
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◆2018年 第22週( 5 / 28 〜 6 / 3 )の感染症発生動向(届出数)
■全数把握感染症の発生状況
第20週 4類感染症 レジオネラ症 1名(60代 男)
5類感染症 百日咳 1名(乳児 女)
第21週 2類感染症 結核 1名(30代 男)
5類感染症 ウイルス性肝炎 1名(20代 男)
劇症型溶血性レンサ球菌感染症 1名(80代 男)
後天性免疫不全症候群 1名(20代 男)
梅毒 1名(40代 男)
百日咳 1名(小学生 女)
第22週 2類感染症 結核 8名(乳児 男 1名、20代 男 1名、40代 女          2名、50代 男 1名、60代 男 1名、80代 男 1名、
90代 女 1名)
3類感染症 腸管出血性大腸菌感染症 1名(30代 女)
5類感染症 後天性免疫不全症候群 1名(40代 男)
梅毒 1名(高校生 女)
百日咳 1名(幼児 女)

■定点把握感染症の発生状況

患者報告医療機関数:インフルエンザ定点84、小児科定点54、眼科定点12、STD定点17、基幹定点5
○感染性胃腸炎は、県全体で546名(定点あたり9.24 → 10.11人)の報告があり、前週からわずかに増加しました。
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、県全体で124名(定点あたり2.02 → 2.30人)の報告があり、前週からわずかに増加しました。
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1.感染性胃腸炎は、県全体で546名(定点あたり 9.24 → 10.11人)の報告があり、前週からわずかに増加しました。
地域別では、美作地域(13.33人)、岡山市(12.43人)、備北地域(12.25人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
梅雨から夏にかけての高温多湿になる時期は、食中毒菌による感染性胃腸炎も増加します。
特にトイレの後や調理・食事の前には、石けんと流水でしっかりと手を洗うなど、感染予防と拡大防止に努めましょう。
2.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、県全体で124名(定点あたり2.02 → 2.30人)の報告があり、
前週からわずかに増加しました。
地域別では、岡山市(3.79人)、倉敷市(3.36人)、美作地域(2.00人)の順で定点あたり報告数が多くなっています。
この感染症は、就学前から学童期にかけての小児に多く、学校などで集団感染することもあります。
患者との濃厚接触を避け、手洗い・うがいを行うなど、感染予防に努めましょう。
3. 梅毒は、第22週までで65名の報告がありました。昨年の同時期(49名)に比べても多い報告数となっています。
また、年代別でも、昨年の同時期に比べて、10代が1名(男)→5名(男2名、女3名)、20代が16名(男6名、女10名)
→18名(男10名、女8名)、30代が13名(男12名、女1名)→19名(男13名、女6名)となっており、
10代から30代で増加がみられます。
4. 百日咳は、第22週までで76名の報告がありました。特に3月の中旬以降、継続的に多くの報告がみられています。
年代別では小学生(36名)、中学生(13名)が多く、地域別では、備中地域(26名)、倉敷市(21名)、
岡山市(20名)の順に報告数が多くなっています。
5. 日本紅斑熱は、第22週までで2名の報告がありました。
この感染症は、病原体(日本紅斑熱リケッチア)を保有するマダニに咬まれることで感染します。
潜伏期間は2〜8日程度で、発熱・刺し口・発しんが3大特徴です。
作業やレジャーなどで野山や草むらに入るときは、肌の露出を少なくするなど、ダニに咬まれないように注意しましょう。
全国や岡山県の発生状況など詳しくは、「今週の注目感染症」をご覧ください。

◆◆ 今週の注目感染症 日本紅斑熱 ◆◆

日本紅斑熱は、リケッチアの一種、リケッチア・ジャポニカ(日本名 : 日本紅斑熱リケッチア)による熱性・発しん性の感染症です。
マダニ(ヤマアラシチマダニ、フタトゲチマダニ、ヤマトマダニなど)が媒介します。
夏から初冬にかけて多く発生しますが、真冬を除いてほぼ1年中感染する可能性があります。
近年、患者数は増加傾向にあり、2017年には全国で337名の患者が報告されています。
岡山県では、2009年10月に初めての患者が発生しました。例年3名程度の発生でしたが、昨年は7名に増加しました。
今年は5月27日までで2名の報告がありました。
症状は咬まれてから2〜8日後に、高熱と発しんで発症します。
発熱・マダニの刺し口・発しんが3大特徴であり、ほとんどの症例にみられます。
一般的に予後は良好ですが、適切な治療が行われなかった場合は重症化し、死に至ることもあります。
診断は臨床症状とともに末梢血中からのリケッチア遺伝子または抗体の検出で行われます。
治療はテトラサイクリン系抗菌剤が有効です。
マダニに咬まれないように予防することが極めて大切です。詳細はコラムをご参照ください。
早期診断、早期治療が重要です。もしもと思ったときには、すぐに医療機関を受診しましょう。

※その他のダニ媒介感染症については岡山県感染症情報センターのホームページをご覧ください。



◆お知らせ◆

○ストップ!梅毒(日本性感染症学会)
http://jssti.umin.jp/prevention/index_syphilis.html
○マダニ対策、今できること(国立感染症研究所ホームページ)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
○日本紅斑熱(国立感染症研究所ホームページ)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/na/jsf.html
○リケッチアって知ってますか?(国立感染症研究所ホームページ)
http://www0.nih.go.jp/niid/Rickettsia/
○IDWR 感染症発生動向調査 週報 2018年(国立感染症研究所ホームページ)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html  

■「週報」 掲載ページ
http://www.pref.okayama.jp/page/99228.html      
■「沖縄県での感染を契機とした麻しん感染拡大中」掲載ページ
http://www.pref.okayama.jp/page/555556.html
■百日咳とは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ha/pertussis.html
■日本の梅毒症例の動向について(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-idwrs/7816-syphilis-data-20180105.html
■予防接種情報(岡山県感染症情報センター)
http://www.pref.okayama.jp/page/356399.html
岡山県健康推進課ホームページ
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/36/
岡山県感染症情報センターホームページ
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/309/


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発行:岡山県感染症情報センター(岡山県環境保健センター)
  
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送信日時 2018年06月08日 15時00分
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